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2017-05

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戸谷 彩インタビュー - 2011.06.20 Mon

ここが足りない、とわかった時

vol.3 戸谷 彩(とだに あや 通称:とだにさん)役名:張田 さい

とたに


_演劇を始めたきっかけと「劇研アクターズラボ+烏丸ストロークロック」参加の理由は? 

小学校6年生の時の学芸会で味をしめました。(笑)中学の時はハンドボール部に入りたくて、動機は体力をつけたいという思いがあって…。でもその時にピアノを習っていたので、それは無理だろうということで諦めまして、そこで体育会系の文化系といったら演劇部!ということと、近所のお姉さんが演劇部に入っていたということで入部しました。高校の新入生歓迎会で例の近所のお姉さんがまた演劇部に入ったということで見に行ったら、今までの概念を覆すような面白さで大学のサークルがやっているようなエキセントリックな芝居で、ここに行ったら何か面白いことができるんじゃないかということで足を染めました。高校を卒業して演劇はしなかったんですが観劇は続けていました。一度ラボも辞めて自分で企画してお芝居とかしてみたんです。結局いろいろな人のサポートのおかげでなんとか公演することができたんですが、一人ですることの難しさやいろいろな人に迷惑をかけてしまったことで、やはりきちんとした芝居の勉強をしようと思いましてラボに入りました。柳沼ラボに入ったのは、自分とは違う世界観があることと経験値を増やしたいということからです。「八月、鳩は還るか」での或る団体の描き方のリアルさ、これはどこから立ち上ってくるのだろうというという興味からです。

_戸谷さんはいつもそのお茶を飲んでますよね? それとウィダー系のも一緒に。

ええ、これは(はと麦入り さわやかブレンド茶 ノンカフェイン)家に買い貯めてあって。それとあのウィダー系のはですね……んー、何か小腹がすくんですよねぇ(笑)やっぱり「水分入れとけ」っていうサインですね。

_ピアノは自分からやりたいって思って始めたんですか?

3歳の頃に、私は覚えてないんですが「ピアニストになるねん!」と言ったらしいんです。親としては「あんたがピアニストになりたい」って言うたから習わせたんよ、という話らしいです。エレクトーンのグループレッスンから個人レッスンを経て、高校2年で一度辞めて、20代でまた習い始めて…えー、今は破門されてます。(笑)

_ラボの中でやっていた「他己紹介(人の話を自分のこととして紹介する)」の戸谷さんは普段からは想像もできないボリュームと動きでやっていましたよね。あの時ってどんな心情なんですか?

張田さい役の時は演出家から「やれ!」と言われてますから(笑)…ちょっと言い方違うかな…まぁ私自身変人なんですかね。でもコンディションにもよります。身体的なアプローチ、しぐさや呼吸から入ろうと思いました。大体この他己紹介自体が苦手で、うまく逃れる方法として考えたんです。

_演劇的に、これちょっと成長したな、って思えることは?

「あっ、ここが足りひんのや」ってわかった時です。欠点がわかった瞬間かな。(端的な答えに、一同なるほどぉ〜 確かにこれはいい…)

_戸谷さんの野望を教えてください?

えっ、屋号?(戸谷さんの聞き間違いです)あっ、野望ですか…(えっ屋号があったんですか?のメンバーの質問に)昔はえー、何だっけ……忘れた…。はい、野望ですか。えー、普通のひとになりたいです(笑)メンバーたち「早く人間になりた〜い」と唱和する。

_柳沼さん曰く「憑依型」の戸谷さんにとって自分を3つの人格で表すとしたら?

なまけもの、ネガティヴ、暴走。(一同爆笑)

_戸谷さんは5年程前から知っていましたが(メンバーの平野さんから)あれから演劇について変わりましたか?

変わった部分とダメだなぁという部分とあります。ホントにこう、ハナレズのメンバーはみんな温かいんだろうって…すいません…答えになってませんね。変わったところは…うーん、何だろう…即答できないです。変わってないところは相変わらずKYなこと。えーと、標高8000mからマイナス9000mの、今の感じは海抜0mで浮いている感じかなぁ(笑)

_今日はどうもありがとうございました。

聞き手:戸谷さん以外のハナレズメンバー
(左京区西部いきいき活動センターにて)





最初にノーマル戸谷さんを見た時と、まさに憑依した感じの戸谷さんを見た時のギャップは相当なものでした。えらい人が入ってきたもんや!と。ラボで最初の頃頻繁にやっていた「出会いのエチュード」の時も戸谷さんが入ると場の空気が変わるんです。なんだかフシギな品のあるオトナの女性に会ったようでとても魅力的な人です。時々、こういう人がいい役者になれるんかなぁと思ったりします。「アーカイヴ定吉…」の中でも張田さいさんはちょっと変わった人です。お楽しみに!(並木)

高木すずなインタビュー - 2011.06.18 Sat

自分が自覚していない背伸びがあるのかを知りたくて

vol.2 高木すずな(たかぎ すずな 通称:すずな)役名:山井 摩巳子

すずな

_演劇を始めたきっかけとラボ参加の理由は? 

小学4年生の時に或る公演で母が持って帰ったチラシに劇研の杉山さんが企画した1年間かけて創作劇をやるというものに参加したのがきっかけです。脚本は田辺剛さんで演出は山口吉右衛門さんでした。そこでは常に舞台上に居る主役だったんです。やりたいようにやらせてもらってとても楽しかったです。その後、同じく劇研の杉山さんが企画した小学校高学年から中学3年までのジュニア劇団に入って京都演劇フェスティバルに出ました。一期生です。ジュニアに属していたのでラボのことは知ってはいましたが、その後母と「八月、鳩は還るか」を見て、あまりにも強い衝撃を受けて、ずっと忘れられずにいたんですね。ジュニアも中3までですし、そこでラボのチラシを見て柳沼さんが載っていて、もう参加しないという選択肢は無いなと思い、ダメ元で飛び込んだ感じです。

_どうやったらお菓子が作れますか。

それはですね、ちゃんとレシピ通りに作ったら作れます。分量とやり方をキチンとしたら誰でも作れますよ。(この質問者は今、おいしいお菓子を本当に作りたいのである、ということでこの唐突な質問になったものだと思われます。みなさま戸惑われませぬよう…(笑))

_本は読んでますか?

最近全然読んでないんです。全く知らない作家とか初めての人に弱くて、何かパッと自分の好みに会っているという著感的なものが響かないと始められなくて…。それは装丁であるとか、タイトルだとかです。一番長いこと読んだのがダレン・シャンです。多分あれは2週間で2冊ずつくらい読んで…。あとは読んでるのはライトノベルかなぁ。私は自分で小説も書いたりしてました。もっといろんなジャンルを読んだ方がいいかなぁとは思ってます。

_年齢の割に引き出しが多いすずなさんですが、さらにここを増やしてみたいというところはありますか?

あぁ、そう語れるようになりたいってことですね。やっぱり柳沼さんがやろうとしていることは私も知りたいと思います。さっきは言い忘れましたが自分の書いた戯曲や小説、詩なんかに、どれだけ自分が自覚していない背伸びがあるのかを知りたくて…(一同このフレーズに感心)よく、ふわっとは言ってくれるけれど、的確な指摘はしずらいものだから、それを自分でわかりたいということですね。柳沼さんの、当たり前にあることでいかに物事が大きく動くかということを書いてはるように感じたので、そういうことを自分自身で語りたい部分ではありますね。

_演劇以外で今夢中になっているものはなんですか?

あんまり無いかも知れないけれど、いろんなことをやってもそれほどピークが続くわけではないので…そう、でもあえて言えばやはり恋とかですよね。好きな人ができると物の見方ってガラッと幸せモードになるんですよね。石ころひとつもキラキラして見えるというか…どんなに苦しいことがあっても耐えていけるような…(すごいな、乙女やな、の声あり)

_先日もすずなちゃんが戯曲を書いて批評して欲しいってありましたよね。その戯曲を完成させた後はどんな感覚が自分に宿るんですか?

それはそうですね、主人公は私です。いろんな私が登場人物として出てきます。対立する人も私自身が理論で語り負かせるような人にするし、こういう考えにはこういう考えをぶつけてみたいという感じです。だから書いている時は身長も性別も違う自分が居るわけです。書き終わった後は…そう、私は締め切りが無い限り、中々書き終わらないんですが、やはり終ったあとは残念というか、寂しいというか…ああまたひとつ終ったなぁと思います。だからもっとよく書けないかと必死に粗探しますね。

_当初は何という中学生か!と正直驚きました。すずなさんを形成した環境は何だと思いますか?

両親とも美術系の大学へ行ってまして自宅でデッサン会なんかがあると、もう年上の人ばっかりで。そんな会が年に何十回もあったんです。同学年よりもそういったオトナばかりと接していたせいがありますね。最初は子供だからチヤホヤされるけれど、そのうち向こうも飽きてきますから、今度はこちらからオトナはこうなんだ、と観察し分析したりするわけですね。オトナの会話を吸収しながらまた別なオトナへフィードバックする、そんな感じでした。だからいかに人を理屈で語るかということに固執してしまう自分も居ます。

_役である摩巳子はあまりしゃべりませんね。そのことについてのストレスとかありますか? 結構むずかしい役だと思うんですが。

他の人が書いた台詞に頑張って身を寄せたことがないので、どうかわかりませんが、私は自分の言いたいことを言いたいように言うのは好きです、当たり前ですけど…。思いたいことを思って好きにずっと演技していられるというのはいいかなぁと思いますし、逆に台詞がたくさんあったら大変だろうなって思うので、それほどストレスはありません。身の丈に合った量かなぁっていうのはよく思います。

_今日はどうもありがとうございました。

※「ダレン・シャン」同名の作家ダレン・シャン 著の児童向けのファンタジー小説。全12巻(外伝を含むと全13巻)にもなる。





まぁ、第一印象はオトナびた中学生、でした。今年から高校生ですが…。僕なんか完全に理屈では彼女に勝てそうにもありません。と言って何で勝てるかと言われればそれまでですが…。詩人であるメンバーの平野さんが命名した「アングラサラブレッド」はこれから人生の第4コーナーへ果敢に挑んでいくんでしょう。僕も17歳の頃はどこでも年上ばかりで結構生意気でした。しかし、すずなに有って僕に無かったんは分析力と落ち着きです。当時の僕がすずなに会っていたら相手にもされんかったでしょう。彼女にしたらお父さんのお兄さんぐらいな年齢の僕でも、演技については素直に「ハイ!」と応えますから、ハイ。(並木)


澤 雅展インタビュー - 2011.06.16 Thu

さて、レギュラーな稽古、自主稽古も含めて各メンバーが
ぞれぞれ個性的なルポをアップしてきましたハナレズブログ。
訪問者も日々アップの模様(ホンマかいな)の中、
ここいらでメンバーの人となりをインタビュー形式で語ってもらいながら
一人ずつアップしていこうということになりました。
キャリアも年齢も仕事もバラバラな8人の出会いが
演劇を通じて“熟されていく”過程が少しでも伝わればよいなぁと思っています。
インタビューの最初の質問は共通で、
「演劇をするきっかけ」と
「柳沼ラボ(劇研アクターズラボ+烏丸ストロークロック)への参加の理由」です。
また他のメンバーがそれぞれに訊きたいことを質問する形をとったので
堅いのから柔らかいものまで、バラエティ豊かなインタビュー内容になったと思っています。


台詞が多いことに感謝してます

vol.1 澤 雅展(さわ まさのり 通称:さわくん)役名:岡田定吉

さわくん


_演劇を始めたきっかけと「劇研アクターズラボ+烏丸ストロークロック」参加の理由は? 

最初は友達とか先輩がやっている演劇を見に行く程度だったんです。学校を卒業して半導体の会社に2年ほど居たんですが、こうして働いていることに疑問が湧いてきて、ええ、仕事自体は嫌ではなかったんです。まぁそんな時があって…ちょうどその頃、先輩が烏丸ストロークロックの「八月、鳩は還るか」に出てまして、これがものすごい衝撃だったんですね。これが演劇か!ってその時思いましたね。その時からですね、演劇をやってみたいという思いがふつふつと湧いてきたのは。でも仕事は交代勤務で、稽古するには厳しい環境だったんですね。上司に話すと「それはアカンわぁ」ということで。「それじゃ辞めますって」(笑)
ラボに参加したのは、先の「八月…」と「仇野の露」という柳沼作品を続けて見て、柳沼さんの演出でのもとで演劇をしてみたいと思ったからですね。常々、先輩からは柳沼さんはすごいって聞いてたんで。

_映画ファンである澤さんにとって、今までで一番好きな映画は?

子供の時見て、すごい面白いなぁと思ったのはリュック・ベッソンの「レオン」※1 です。
今でも好きですねぇ。

_映画の中で印象に残っている台詞は?

2年ぐらい前に見たショーン・ペンの「イントゥ・ザ・ワイルド」※2 のラストシーンの、確か「人が本当に幸せになるのは、その幸せを人と分かち合えた時だ」という台詞です。そう言って主人公はひとりアラスカの大地で死んでいくという…。あぁ、これも大好きな映画ですね。是非みなさん見て欲しいです。


_ところで、今回の公演ではかなり大量の台詞がありますけれど、正直どうですか?

長台詞は大変です。でも長いということ自体よりも覚えるということに対しての弱音は吐きたくないなぁと思っています。これを覚えた上でしゃべるということが大変です。覚えているのに出て来ない…あっ、これは覚えてないことと一緒ですか…(笑)覚えていることを自在に言えないところ、ですかね。でも台詞が多いということに感謝はしています(一同賞賛)

_何かこう、託された感ありますよね?

なんせ最初だけでA4、4ページびっしりですから。見た時はそりゃビビリました。ちゃんと言えるのかって。でもさっきも言いましたが台詞が多いのはうれしいと思います。今は海馬がフル稼働って感じです。

_今、食べたいものは?

今ですか…そう、ブリ大根ですね。(みんなの反応は「若いのに」感が満載でした。でもヘルシーですよね。そもそも質問者は「現在進行中の彼女に作って欲しい料理」という前提でした、これオフレコだったんですが…暴露しちゃいます。後々ファンになった人、ゴメンなさい。)

_反抗期のヤンチャなエピソードとかありますか?

そうですねぇ…今思えば親とか親族の方々に(笑)乱暴な口のききかたをしていた時期もありましたね。そう、ババアとかジジイとか…壁に穴開けたか?ですか…そういう器物破損的な行為はしてません。でもそういうのって、ある時スッと消えていくもんですねぇ、周りも何もなかったかのようにね。何なんでしょうね、フシギな感じです。

_最初の頃とは澤さんの印象が変わりましたが、ラボでの1年間で自分が変わったなと思えるところは?

実は僕は最初に会った人にはちょっと警戒するところがあったりするんです。中々オープンになれないというか。まぁ、僕の印象が変化したのは時間の経過に連れて変化した僕自身の生態なんじゃないですか。ホントに長いこと一緒に居ないとわからない僕が居ます。猫かぶってたりするとこもありますから(笑)ビグ・ザム※3の装甲並みです(一同何のことかわからず…)あっ、失言しました…。

_学生時代の思い出で印象にあることは?

自転車で淡路島を一周して回ったことですかね、4日間ほどかけて。僕は滋賀県出身なんで琵琶湖一周というのは普通に何回かしましたが、夏どこへ行こうかという話になって「琵琶湖と淡路島は周囲がほぼ同じ」というのを誰かがが言って即決。(一同、へぇ…そうなんだ)琵琶湖のボコッと凹んだところは実は淡路島だったとかの昔話があるらしいんですが…(夢のあるええ話です)タコフェリーで淡路島まで言って島をぐるっとまわって、そのまま滋賀まで自転車で帰りました。何だか「スタンド・バイ・ミー」みたいでしたねぇ。

_今日はどうもありがとうございました。

聞き手:澤さん以外のハナレズメンバー
(左京区西部いきいき活動センターにて)

※1「レオン」1996年作。リュック・ベッソンのハリウッド進出第一作。出演はジャン・レノ。子役はあのナタリー・ポートマン。奇しくもハナレズの中に同じ歳のメンバーが居たことでひとしきり盛り上がる。

※2 「イントゥ・ザ・ワイルド」2007年作。監督は俳優のショーン・ペン。第80回アカデミー賞では助演男優賞と編集賞にノミネートされた。

※3 「ビグ・ザム」中距離からのビーム兵器を無効化する巨大モビルアーマー。大出力のメガ粒子砲による攻撃は、戦艦に匹敵する破壊力をもつ。






演劇に対する熱い思いは人一倍あるなぁ、と僕は常々思っています。
僕が21歳の頃はホントにアホでしたから、それを思うともっともっとアホになってもええような気にもなります。(何と無責任なオトナだ)サワくんはこれからのいろんな体験が演劇のエキスになり得る若さと体力をもっています。自主稽古もサワくんが居ればこそ成立できた部分が多かったのです。なんせ役名がタイトルになっているんですから…とにかく観客をしっかり掴んでください(って人ごとみたいに…)それにしてもインタビューにも出ていた台詞の多さ。みなさんの想像を絶しておりまするよ、おそらくは…。僕のポンコツ海馬ではとてもとても…(並木)


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Author:ハナレズ
柳沼昭徳氏の演出のもと、
2011年7月の第一回公演
「アーカイヴ・定吉1950」、
2012年7月の第二回公演
「山下君が死んだあとのこと」
を経て「ハナレズ」はいよいよ
最終第3期へと突入します。
新たなメンバーを加え、
引き続きハナレズブログを
継続してまいります。
以後の展開をお楽しみに!

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