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京都から消えたもの① 「木津川水泳場」 - 2013.05.14 Tue



木津川水泳場

1929年、奈良電鉄の(現在の近鉄)
京都から西大寺間を結ぶ間に
「木津川」駅が夏期限定で臨時開設。
その鉄道の下を流れる木津川を、
乗客誘致の目的として開設されたのが
木津川水泳場』でした。

木津川水泳場


当時は遊ぶもの、欲しいものは
全て自然の中で作る。
そういう時代で、地元の子どもは
2~3メートルの深さの木津川へ
飛び込んだり、泳いだ後は
5円のアイスキャンデーを食べ、
またお腹が空くまで遊び、
短パンにタンクトップは
泥だらけになっていたそうです。
奈良や伏見から奈良電鉄に
乗って来た子ども達は、
父親や母親と手を繋ぎ、
10円のラムネを買ってもらうそうで、
地元の子どもは羨ましそうに、
でも気にしないように
遊んでいたこともあったようです。

そんな地元の子どもや、遠方から来る
子ども達、また夏のレジャー施設として
多くの大人も魅了した木津川水泳場
高度経済成長に合わせ、小学校や遊園地
にプールの施設が出来たり、水質汚染や
深みが出来た事などによる人気低下に
よって、1965年の夏に閉鎖されました。
その年は東京オリンピックが開催されて
間もない頃でした。


私がこの木津川水泳場を題材として、
選んだのは当時地元の子どもだった方
が、子どもの時は閉鎖されるというのを
聞いても、新しい施設の方に関心が
いっていたから悲しくはなかった。
でも、自分達の親は親自身、子どもの
時に身近に育ち、そして自分の子ども達
が同じ場所で成長していく過程を
感じる場所がなくなるというのは
悲しかっただろうというのをお聞し、
そこに木津川水泳場の魅力を感じました。


ちなみに現在、木津川水泳場は
整備され、運動公園として
地元の子ども達が野球の練習などに
使い、形は違えど子ども達の成長の場
として存在しているようです。

このシーンは木津川水泳場が閉鎖される
最後の日をイメージして作りました。


柳 泰葉
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